おすすめ

2021年初プレイで面白かったボードゲーム10選

2021年初プレイベスト10

2021年もボードゲーム、楽しめましたか?

2021年に初めて遊んだボードゲーム211作品から「これは本当に面白かった!持ってないヤツは買い足すぞ!」というボードゲームを10作品選んでみました。

みなさまの今後のポチリの参考にしていただければ幸いです!

2021年初プレイで面白かったボードゲーム

タイトル通り『2021年に初めて遊んだゲーム』かつ『とてもとても面白かった!』が選定基準です。

発売年度が古かろうが最新作であろうが、なんでもありのごちゃまぜオールスターバトル!

「お?これ面白そうだな?」って感じた人には強くお勧めしたいものを10個選択しました。

  1. タイニータウン / Tinny Town
  2. マンハッタン / Manhattan
  3. キャット・イン・ザ・ボックス / Cat in the Box
  4. ファイブ・トライブス / Five Tribes
  5. レース・フォー・ザ・ギャラクシー / Race for the Galaxy
  6. PARKS Nightfall(拡張)
  7. オルレアン 交易と陰謀(拡張) / Orléans : Trade and Intrigue
  8. サポテカ / Zapotec
  9. 蒸気の時代 / Age of Steam
  10. テラミスティカ / Terra Mystica

なんにしてもじぶんの心に強く強く残ったことは間違いない!そう思って気軽に読んでいただきたいっ!それでは、スタート!

タイニータウン


手番に1種類、ほしい資源を選ぶだけ!で、小さな町に資源キューブを敷き詰めるゲーム。

まわりの思惑をうまく汲み取らないと、あっという間にいらない資源に押しつぶされてしまう。

資源がなくて困るゲームはいっぱいあるけど、資源ありすぎて困るゲームはあまり見ない。

資源を消化するための建物カードも種類も多く、組み合わせは無限大!

毎回まったく違ったプレイングが要求される。

資源をうまく建物へと変えていくパズル要素、全体を見通す計画性、そして、他人の動きを見る目が絶妙に求められる!

 

カワイイ見た目のオトナ向けゲームだった!

パズルゲーム大好きなふっくんにぶっ刺さった作品だった!

マンハッタン


高層ビル群の中で最大勢力(マジョリティー)を目指すゲーム

面白いゲームのおおよそは「◯◯するだけ」という超シンプルルールが多い。

マンハッタンもカードにある9分割されたマス目のどこかにじぶんのビルを建てて、新たなカードを補充する・・・だけ!である。

数々の2時間以上ゲームをプレイした後にやると、なんとシンプルなことか!

そして、もう居たたまれない程の苦しみとギリギリのスリルを同時に味あわせてくれる。

段々とじぶんに対してドMになっていく感があるよね!!
古典的名作は現代においても凄まじく楽しいのだなと思い知った。

2021ベスト10にあげるくらいなので、近々家に届くと思われる筆頭作品。

キャット・イン・ザ・ボックス


今年のベスト・トリックテイキング賞!キャットインザボックス!

なんと言っても色をじぶんで決められるという斬新さ!

それだけでここまで面白くなるのか!?という驚き!!

そして、4枚しか同じ数字は出せないのに、5枚目を手札に握りこんでしまったときのドキドキ感!

どれをとっても最高に楽しかった!

 

2022年に製品版の発売が決定しています。
出たら絶対買う枠!

ちなみに、トリックテイキング経験者向けなので完全初心者さんには向かないだろうなぁ、と感じています。

しかし、経験者なら絶対やれ!と力強く推す!!

ファイブ・トライブス


みなさん、種まき(マンカラ)やってますか!!?

マンカラゲームはどれも最高だな!!

今年のベストマンカラゲー、ファイブ・トライブスです!

 

5✕6のタイルで構成されたメインボード上にはカラフルなミープルたち

彼らをごそっと取って、おとなりへおとなりへ~と次々に置いていくゲーム

最初はなにしていいか全然分からない状態で放り出されてしまう。が、プレイ進めるたびに「そんな妙手があったのか!?」という新しい発見に出会う。

そんなアハ体験がメチャクチャ楽しいゲームだ!
ぶっちゃけメチャクチャ頭を使う!

頭から煙出したい人向けであるのは間違いないんだけど、ふっくんはそういうの大好物なんスよ!!

 

圧倒的に経験者有利ゲーなので、できれば似た経験値・レベルの人とあそぶコトを強くオススメする!

こちらも2022年に日本語版が発売予定!!
拡張も控えてるから、みんな買おう!!(なお、ふっくんは英語版を取り寄せた)

レース・フォー・ザ・ギャラクシー 第2版


プエルトリコも、サンファンも好きです。
でも、宇宙テーマがもぉぉぉっと好きです!!!!

 

レース・フォー・ザ・ギャラクシー(以下、RftG)は今年再販されてようやくプレイすることができましたよ!

基本的なゲームの流れはサンファンを踏襲しつつ、しかし、より多様に、複雑にゲームを進化させたのがRftGです。

宇宙テーマはロマンの塊!ノミネート理由なんてそれだけで十分だ!!と言うとあまりにもお粗末なので、もうちょっと追記する。

サンファンは特定のカードが強いな~と感じている部分があって、少ないカード種類の中で強いカードを引けるか、タイミング良く出せるか?みたいな疑問がありましてね。

そこをカードの種類数で克服したのがRftGなのですよ!!

多様化こそがRftGの真骨頂!なので、初めて系列に触れる人にはサンファンがちょうどよいと思います。

要はそういう棲み分けがちゃんと出来ているのが良いなぁ~と!

そんなわけで版元さん!拡張の再販も超お待ちしてます!!

PARKS Nightfall(拡張)


旅行者になってアメリカの国立公園をたくさん巡って思い出を作ろう!っていうゲーム

美麗な国立公園イラストは集めるだけでワクワクするのが本作一番の魅力!

このNightfall拡張では基本で未収録になっていた国立公園も収録!

「ゲームのココがもうちょっと~!」と言われていた点も改善されて、ついに完成形となったわけです!

 

ゲームのプレイ感も上記のとおりカードの差し替えや新しい要素の追加で良くなっている。

基本的に良いことしかないのだけれど、気になるのは日本での流通が数奇ゲームズさん和訳付きのみなところかな。

 

PARKS発売当初から日本語版出るんじゃないの!?って言われ続けて今に至るが、はたして…

「英語読めない!日本語版がいい!」という人には悩みどころかもしれない。
ならば、あるうちに買うしかないな!

 

オルレアン 交易と陰謀(拡張)


袋からガチャガチャ引きたくなったら、オルレアン!

そんなオルレアンをさらに楽しくしてくれるのが「交易と陰謀」拡張

基本のみではあまり旨味のなかった『慈善事業』ボードが生まれ変わり、個人目標カードも追加することによって別枠の得点源も増やしてくれる。

 

オルレアンのゲーム内容についてはここでは触れないが、オルレアン大好きマンならまさにマストバイな拡張!

わざわざここで書かなくても、もちろんみんなもう買ってるよね?

サポテカ


年末に突如として現れた「手札1枚出すだけ」ゲーム

ゲームを通して家を建て、ピラミッドも建ててどうやって点を取るか自由にデザインしてね!

 

ラウンド最初に出した1枚で①ラウンドの手番順、②資源の収入、③建物の建設場所の3つが決まってしまう。

一番頭を抱えるこの手札決めはラウンドの最初に行うので、あとの選択肢はずいぶんと絞られる。

この辺の待ち時間短縮の工夫がとても美しく感じて非常にぐっど!

 

しかし、このゲームの一番気に入っているところは最後手番にも旨味があるところ!

多くのゲームは基本的には早い者勝ちで、早い人ほどより選択肢が多く有利に動けることが多い。が、サポテカは最後手番の人が『次のラウンドはどこで点を取れるか?』を決めることができる!

点数に大きく関わる要素を決める権利は相当に強い!旨味ひとりじめも夢ではない。
早く動くか!?いやいや、最後でもいいぞ?みたいなジレンマが堪らなく好き。

これはもうすぐ買っちゃう。

蒸気の時代


今年一番楽し苦しんだで賞!!!!

問答無用でオールタイム・ベスト入りの超名作鉄道ゲーム!

 

ルール聞いていただけだと、ツライことしか言ってない!

誰だ、こんなヒドイゲームを作ったヤツは!!!!ワレス様か!!最高!!

 

後のことはプレイヤーに任せた!と言わんばかりのセーフティーネットのなさ!

うっかりすると詰みすら発生する無骨さ!

ずっと赤字の苦しい経営状況から黒字に転じたときのホッとする感!

たまらなく大好きだ。

 

しかしてその真骨頂は人生賭けてもすべてを遊びきれる気がしない膨大なマップの数!

有名ボードゲームデザイナー作からファンが作ったモノまで200を越えるマップが存在している!

そして、ちょっとずつ違うマイナールールが含まれている。

 

一度この沼に沈んだ者はもう抜けることができないのではなかろうか?

ふっくんはもう手遅れだ。

テラミスティカ


今年一番プレイ回数多いで賞!!!!

順位を付けていたら「蒸気の時代」と同率1位で2021年ベストで同時にオールタイム・ベスト入りだ!!!!

 

惑星テラミスティカの少し不思議な種族となって、土地を開梱して家を建てまくるゲーム

多人数でやるとギチギチの小さな星に早い者勝ちで土地を取り合うことになる。

そのまったく容赦のないガチンコ勝負と多種多様な能力のキャラクターたちにすっかり魅了されてしまった!

全キャラクターをプレイするだけでも最低14回は遊べちゃう!なんてオトク!!

 

兄弟作の「ガイアプロジェクト」は『土地のガチガチの奪い合い』をマイルドにして差別化している。

どちらも超がつく名作であるのは間違いないので、2時間以上のゲームが楽しめて未プレイだ!という人にはぜひこの世界に飛び込んでいただきたい!!

今後もテラミスティカとは長い長い付き合いになっていきそう!

まとめ:2021年初プレイで面白かったボードゲーム

こんな感じで2021年初プレイベスト10でした!

最近は特に『より長く、より厳しい』ゲームを求めている傾向にあるなぁと感じています。
蒸気の時代やテラミスティカなんかその代表みたいなところありますしね!

マンハッタン(1994),蒸気の時代(20002),RftG(2007),テラミスティカ(2012),ファイブトライブス(2014)といった具合に、幅広い過去の名作たちに多く出会えることに感謝が耐えない1年でもありました。

 

名作と呼ばれる作品が改めて日本語版として国内に出回り始めているな~と感じる今日この頃。

もう発売したもの、これから発売するもの、新しいのも古いのも同時に楽しめる、今が一番日本でボードゲームを楽しみやすい時代なのかもしれません!!

2022年もモリモリと幅広く遊んでいきたいな!!